2回目の模擬授業終えてきました
10時から18時という8時間ぶっ続けで模擬授業大会に参加してきました〜
みんなそれぞれ一コマの授業を用意し、発表&フィードバックをする会。
僕が用意したのは、小学校3年国語の説明文「こまを楽しむ」全8時間の1時間目。
「こまを楽しむ」を読むにあたって、練習として「言葉で遊ぼう」という題材が書かれています。何を練習するのかというと、段落の意味や役割を知って、「はじめ・中・終わり」という構成を基に、段落ごとの内容を掴む!という感じです。
小学校3年生の学習者は「段落って何?」という状態なので、まず段落をたたきこもうということで一時間目をデザインしました。
評価規準の3つのポイントである
1、学びに向かう力、人間性(主体的に学習に取り組む態度)
2、未知の状況にも対応できる思考力、表現力、判断力
3、生きて働く知識・技能
のうち、3、生きて働く知識・技能を1時間目の最優先事項としました。
学習のめあては「段落とは何かを知り、文章を整理してみよう。」
まず、「言葉で遊ぼう」の段落分けされていない文字の羅列のプリントを渡し、音読させました。その後に教科書(すでに段落分けされています)を開き、違いに気付かせます。(教科書の方が見やすい!!など。)
そこで段落とは何かを説明し、教科書を使って音読させます。2回目の音読なので、各段楽にどんな内容が書かれているか注意しながら読んでみよう!など指示。
その後、言葉遊びに触れている②〜④の段落に注目して、「一つの段落に一まとまりの内容」という板書に触れながら、一つキーワードを抜き出すならどれかを聞く。
②「しゃれ」③「回文」④「アナグラム」
全部出たら今度は実際に言葉遊びの時間を作り、しゃれ・回文・アナグラムを各グループに分かれて考えてもらう。時間が経ったらそれぞれ1個ずつ発表し黒板に書く。
そしてそれぞれどの段落の内容か聞くことで、段落と内容を結びつける。
終わったら、今度は抜き打ちテスト。簡単な文章(段落分けされていないもの)を段落分けし、なぜそう分けたのか。キーワードを抜き出して整理させるというテスト。回収。最後は振り返りシート。
3、の生きて働く知識・技能を見取るための評価の場として、抜き打ちテストを設定しました。
ザッと流れはこんな感じ。人様に見せる文章ってよりは自分のための振り返りメモ。疲れてるけどその日のうちにまとめて偉い!
〜発表された言葉遊び〜
しゃれ:いいヅラ買ったの、言いづらかったの
回文:たにた(体重計)
アナグラム:りんご⇄ごりん(五輪)
〜つばさ先生渾身の回文〜
よるつばさがさばつるよ(夜、翼が鯖釣るよ)